「SMAP×SMAP」(フジテレビ)の最終回が26日放送された。 最終回は「ありがとうSMAP」と題され、およそ5時間にわたり放送。「SMAPに伝えたいありがとう」のテーマでファンからのFAXが続々と寄せられる中「SMAP×SMAP」のこれまでを振り返った。 番組の最後は、31日で解散となるSMAPのラストステージ。「スマスマ20年、そしてグループ活動28年、みなさまの気持ちに、深く感謝いたします。ありがとうございました。SMAP」というメッセージが画面に現れ、様々な写真や映像でSMAPの28年間をたどった後、タキシード姿のSMAP5人が「世界に一つだけの花」を披露した。 5人のバックにはそれぞれのイメージカラー、赤・黄色・青・緑・ピンクの5色の花でかたどられた「SMAP×SMAP」のロゴが。歌い終わると、5人はリーダー中居正広を中心に横1列に並び、約30秒(幕が閉まり、場面転換後の幕後まで含めると90秒)に渡り深々と頭を下げた。そのままゆっくりと幕が下り、ラストステージは終わりを告げた。 カーテンの後ろで中居以外の4人が頭を上げても、中居は膝に手をつき頭を下げたまま。やっと頭を上げたが、すぐに一人後ろを向き涙をぬぐうようなしぐさを見せた。涙を見せないようにだったのか、いつまでも中居が背中を見せていたのが印象に残る。 20年9か月続いた番組は、SMAPそれぞれのシンボルカラーの「世界で一つだけの花」とともに、5人のラストステージで静かに幕を閉じた。