176種類の初期絵文字は、現在ドワンゴで執行役員を務める栗田氏が企画・開発を担当したもので、今回の発表を受けて、同氏はTwitter上で喜びのコメントを寄せている。
今でこそ世界的に浸透した絵文字だが、登場した当初は、国内限定のいわゆる"ガラパゴス"とも言える文化だった。しかし、iPhnoeへの採用をはじめとした功績から、2010年にグローバルで利用される文字コードUnicodeに登録されて、現在の地位を得るまでになっている。
MOMAは「デザインの力が人の行動を変えた」ことが今回の発表につながったとしている。
絵文字がMoMAに収蔵された件で、普段LINEでやりとりしない父から「おめでとう」とメッセージが来たのは気恥ずかしいけどうれしかった。
— 栗田穣崇Shigetaka Kurita (@sigekun) October 27, 2016
絵文字がMoMAに収蔵された話を夏野さんにも今朝報告して喜んでもらえたのだが、最近(オレの)おサイフケータイもSuicaで来てるからな(ドヤッ)とされたので、ホントこの人好きだなーと思った。そして2人で10年前に国内でガラパゴスケータイと言われたことにひとしきり憤慨した。
— 栗田穣崇Shigetaka Kurita (@sigekun) October 27, 2016