俳優の中井貴一が19日の「TOKIOカケル」(フジテレビ)に出演し、40代に突入したTOKIOのメンバーに向けて40代ですべきことを教授した。 山口達也に「貴一さんが『(40代で)これやっとけばよかったな』っていうのと、『40代ってこうだよ』っていうのを教えていただきたい」と話を切り出すと、中井は高倉健に「40代はがむしゃらに仕事してしっかりお金を貯めろ」と言われたエピソードを披露し、「50歳って世界が変わるのよ。人生の到達点が見えてくる。40代ってぎりぎり登ってるんだけど、50が半世紀で上に登り切った感じで、下が見えてくる。だから40代はとにかくがむしゃらにやったほうがいい」とTOKIOにアドバイスした。そして国分太一が「40代になると若い頃と違って、がむしゃらと経験がぐちゃぐちゃになってる気がする」と悩みを打ち明けると、中井は「まだ40代は失敗していいと思う」と親身に答えた。 TOKIOのことをデビュー前の10代の頃から知っていて、「TOKIOってやっぱり特別なんだよね」と語る中井と中井を芸能界の父のように慕うTOKIOの5人の間に流れる空気からは25年の絆が感じられた。