アクシスコミュニケーションズ(アクシス)は14日、ネットワークビデオドアステーション「AXIS A8105-E」を発表した。 アクシスといえば、ネットワークカメラの分野においてグローバルシェアを持つ企業だが、同製品は、ネットワークカメラの技術を活かしつつ、インターホン機能、ドアの遠隔操作を可能としたイノベーティブな製品となる。同社がネットワークビデオドアステーションと定義した製品としては、2番目の製品となるが、日本市場への投入は初となる。 カメラの解像度はHDTV 1080pで、逆光下など明暗差の強い環境に対応する「WDR-フォレンジックキャプチャー」機能を搭載。また縦長の映像撮影ができる「コリドールフォーマット」により、本製品を低い位置に取り付けても背の高い訪問者の姿を撮影できるように調整できる。 幅48mmと小型なので、限られたスペースにも設置可能。また、SIPやONVIFといったオープンスタンダードを採用しており、既存のビデオマネジメントシステムやボイスオーバーIP(VoIP)電話システムとの統合も可能だ。 ビデオ管理ソフトウェアはアクシス純正の「AXIS Camera Station」およびAxis Application Development Partner Program(ADP)に参画するパートナーが提供する多数のソフトウェアに対応。またAXIS Camera Application Platform(ACAP)に対応し、サードパーティ製の音声および映像分析アプリケーションも使用できる。 出荷時期は10月上旬の予定。小売業、教育施設、医療関連施設などにおける利用を想定している。>>Amazonギフト券10,000円分が当たる!「ホームセキュリティアワード」投票受付中<<