アクシスコミュニケーションズ(アクシス)は17日、「i-CSレンズ」を搭載したネットワークカメラ「AXIS Q1615 Mk II」および屋外対応モデルの「AXIS Q1615-E Mk II」を発表した。 「i-CSレンズ」は、アクシスとCBCグループのレンズブランド「computar(R)」が協働で開発したインテリジェントレンズ。レンズの固有情報を保持するメモリーや全体を制御するマイコンを搭載しており、焦点距離により変化する歪曲量、ズーム、フォーカス、アイリス開閉などの正確な位置情報を直接カメラとやり取りすることができる。それにより、各種レンズ設定のリモート化が可能で、これまで手動で行っていた手間と時間を削減することができる。 カメラ自体に目を向けると、撮影シーンのプロファイルを3種類(交通監視用/フォレンジック/ライブ)から選択でき、最適な露出時間、ホワイトバランス、レンズの絞り、シャープネス、コントラストおよびノイズをカメラが自動で調整してくれるという。 他にも帯域幅とストレージの使用量を低減するZipstreamテクノロジー、明暗差の強い環境に対応するWDR-フォレンジックキャプチャー、低照度環境でもカラーで撮影できるLightfinderテクノロジーといった、アクシス製品の特徴といえる各種機能も搭載。 HDTV 1080pで50/60fps、またはHDTV 720pで最大100/120fpsの映像を提供可能。これにより素早く動く被写体の詳細を捉えることができるため、生産ラインのモニタリングといった産業向け用途などで活用できる。 出荷開始時期は9月上旬を予定しているとのこと。>>Amazonギフト券10,000円分が当たる!「ホームセキュリティアワード」投票受付中<<