アクアと日本マイクロソフトは7日、日本国内において家電とクラウドを組み合わせた家電IoTサービス開発の協業を行う基本合意したことを発表した。 背景にはグローバル化でコスト競争に直面し変革が必要な日本のモノづくりや、既存の白物家電もコモディティ化し革新を求められているという現状があり、モノとクラウドが融合することで新しい価値の創造と顧客体験を実現できると判断し、今回の基本合意に至ったという。 プラットフォームにはマイクロソフトのパブリッククラウドプラットフォーム「Microsoft Azure」を採用。AIやビッグデータ分析、コグニティブなど家電IoTの実現に不可欠な機能を備えており、安心・安全なソリューションを短期間で提供することが出来る上、将来の機能拡張も簡単に行うことが可能だ。 協業による取り組みの第一弾として、アクアが三洋電機時代から開発・販売している業務用コインランドリー機器のIoT化を促進。現在の「AQUA ITランドリー」を「AQUAクラウドITランドリー(仮称)」に発展させて、新たなサービスビジネス開発と提供を目指す。 現在オンプレミス上で管理している保有データをクラウド化し、コインランドリーの稼働状況に関するデータをビッグデータとして蓄積。使用状況やパターンなどの様々な分析により、声なきユーザーの潜在的ニーズをベースに、これまでに無い「真のユーザー・オリエンデッドな製品やサービス開発・提供」の取り組みを実現する。 AQUA ITランドリーをすでに導入しているコインランドリー店は日本全国で1,252店舗。コインランドリーの空き情報の閲覧や洗濯終了メールの受信といった従来のサービスに加え、新たに地図サービス連携や、ソーシャルメディアサービスとの連携、電子マネー及び他業種ポイントサービスとの連携なども視野に入れているという。>>Amazonギフト券10,000円分が当たる!「ホームセキュリティアワード」投票受付中<<
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