Appleとサムスン。両社の関係は、どちらかと言えばこれまではサムスンがAppleの模倣をしていると評されることが多かったが、今度はAppleが後追いをする番かもしれない。 サムスンは、旗艦モデル「Galaxy S7 edge」などにおいて、その名の通りエッジディスプレイを搭載している。エッジディスプレイの使い心地は、ユーザーによって評価が分かれるところだろうが、米国では同モデルの評判がすこぶる良く、Appleからスマートフォンシェア首位の座を奪い返したほどだ。沈みかけの船という声も聞かれたサムスンだが、同モデルの人気によって、一気に盛り返したと言える。もちろん、Appleもこうした動きには注目しているのだろう。2015年に申請された、「Electronic devices with sidewall displays」という名の特許が、このほど米国特許商標庁(USPTO)において公示されている。 Appleが申請した特許の特徴は、「Galaxy S7 edge」と同じようなエッジディスプレイに加え、その内部に仮想のボタンを含む点。Appleが公式の場で、エッジディスプレイに関する発言をしたことはないが、今秋登場するであろうiPhone 7(仮称)は、デザイン上大きな変化のない、マイナーアップデートにとどまるという観測が広がっていることもあり、同モデルにおける(エッジディスプレイ)採用は考えづらい。あるとすれば、iPhone発売から節目の10周年を迎える、来年に登場するであろうiPhone 8(仮称)か。最近では、フレキシブルディスプレイの実用化も研究開発が進められており、iPhoneを含むスマートフォンが今後、どういった形態に進化を遂げ、ユーザーの購買意欲をあおっていくのかに注目が集まっている。
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