連日の猛暑のなか、70度にまで気温が上昇する車内に置き去りにされた子どもが死亡する痛ましい事故が、今年も後を絶たない。 炎天下に放置された車内が、どれほど恐ろしい環境となるかを映像化した日産自動車の動画「#熱駐症 ゼロプロジェクト」が話題となっている。180度撮影可能なカメラで時間経過を凝縮する「タイムラプス撮影」により、ペットボトルや缶飲料が破裂し、お菓子やクレヨンが解けていく恐るべき「熱駐症」の実態が、CG加工も演出もなく映し出されている。 日本だけではない。アメリカでも、毎年40人もの子どもたち、また数百匹ものペットたちが、灼熱の車内に放置されて死亡しているという。カーナビアプリWaseは、世界中のユーザーから、このような悲劇に関するフィードバックを受け、ドライバーが車内に子どもやペットを放置しないためのアラート機能「Child Reminder」を追加した。 任意の目的地に到着後、アラートが表示され、降車する前に車内をチェックするよう警告する。「Child Reminder」アラートは、設定メニューからいつでも更新でき、オン・オフが可能。また、子どもの名前を入れてメッセージをカスタマイズしたり、ペットのリマインダーとしても設定できる。 運転中は、走行ルートや到着後の予定など、次のステップに意識が取られがちだ。ちょっとしたアラート機能でも、取り返しのつかない「うっかり事故」を防ぐ命綱となる可能性は大きい。 日本語版でも、Waseの最新アプリに「Child Reminder」機能は追加されている。日産の「#熱駐症 ゼロプロジェクト」と合わせて、家族でのドライブの機会が増えるお盆休みを前に、「熱駐症」予防の意識を高めたいものだ。
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