LIXIL(リクシル)は27日、ユーザーが簡単な質問に回答することで条件にあった玄関ドアを提案する「玄関ドア コンシェルジュ」を同社Webサイトにて5月より公開していることを発表した。 玄関ドアはデザイン、色、ハンドル、キースタイルなどの組み合わせが膨大となるため、エンドユーザーが導入する際には専門業者によるサポートを必要とする事が多く、玄関リフォームを希望する場合は、相談できる専門業者を探すところから始める必要があった。 公開されたツールでは、簡単な質問に回答することで要望に合わせた玄関ドアを提案する「コンシェルジュプラン」と、同社で扱う製品群の中から自由な組み合わせが行える「フリープラン」を選択でき、価格と特徴をまとめたオリジナルPDFのカタログを出力することが可能だ。 エンドユーザーは、提案されたプランをそのままリフォーム業者に持ち込むといった用途も想定している。 防犯面では、同サービスで選択される玄関ドアの「リシェント」シリーズが、ピッキング対策やこじあけ対策がなされた製品となっており、それに加えて玄関に採用するキータイプを、キー付きリモコンタイプ、リモコンタイプ、カードやケータイをかざすタイプから自由に選択できる。 同社によると、公開からひと月でWebサイトの利用者数は急増しており、今後は、リフォーム玄関引戸や新築主体の商品でも順次展開を予定している。