東芝ライフスタイルは30日、42V型から55V型までの業務用液晶ディスプレイ3機種を7月中旬より発売することを発表した。24時間連続稼働に対応し、公共施設や商業施設でのデジタルサイネージや、インフラ監視などでの運用が可能な仕様となっている。 特徴は、4辺均一の幅6.5mmベゼルを採用しており、42V型と55V型は同社従来製品と比較して半分以下のベゼル幅になっている点。 その他にも上下左右178°の広視野角、IPS方式で高耐久性を持つ業務用液晶パネルを搭載し、縦横いずれの設置にも対応する。 また、同社従来モデルTD-Z2シリーズの制御システムをそのまま使用できるため、システム内での交換や追加が容易だ。 表示解像度は1920x1080ピクセル。複数のモニタによる4Kマルチスクリーンに対応しており、デジタルデイジーチェーン接続でDVI、DisplayPort入力時は2x2パネルでの4K映像表示(3840x2160)に対応する。 DisplayPortのバージョンは1.2と1.1が切り替え可能。最大255台までの個別モニターIDと個別リモコンIDを設定することが可能となっている。 盗難防止用ロック取付穴、無信号時自動電源オフ機能、自己診断機能など、業務ユースならではのニーズに対応した機能も有している。