EIZOは、11日まで東京ビッグサイトで開催されていた「SECURITY SHOW2016」にて、映像監視市場向けの各種モニターのデモ展示を行った。 今回取り上げるのは、そのなかでも視認性最適化機能(Visibility Optimizer)付きのフルHDモニター「DuraVision FDF2306W」。2015年夏頃に発売された製品で、霧やもや、暗く映っている部分やぼやけて映っている部分を鮮明化する機能を有している。 映像監視市場において、こうした画像鮮明化機能は、高額なシステムを必要としたり、別途機器を買い増しする必要が出てくるのだが、同製品ではその機能をモニターと一体化。しかも市場想定価格は12万8,000円となっており、機器単体で数十万円、システムによっては100万円以上していた画像鮮明化技術を監視カメラシステムに組み込むことができる。 サイズは58cm(23.0インチ)型で、画像鮮明化の設定は、付属品のリモコンなどから簡単に行うことができる。また、セキュリティ市場向けの製品ということもあり、24時間の連続使用を前提で2年間の長期保証を実現している点も大きな特徴といえるだろう。