実際にもしソフトバンクで現在使っている通話・通信のプランを解約してMNPでMVNOの格安SIMに乗り換える際には、どこのサービスを申し込む場合でも一律に3,240円(税込)のMNP転入事務手数料がかかる。そのうえで、手持ちの「もともとソフトバンクで使っていた、SIMロックを解除したiPhone 6s」が使えるかどうかについても入念にチェックしておきたい。イオンモバイルでは同条件のiPhone 6sをサポートの対象としている。 イオンモバイルで音声通話プランを選ぶ場合、データ通信容量が7GBというメニューがないため、近いもので6GB/1,980円(税抜)や8GB/2,680円(税抜)がターゲットに入る。通話については“かけ放題”的なサービスは行っていないので、別途20円/30秒が必要だ。仮に月間20分ほど通話した場合の料金は800円になるので、6GBのプランを選択すればだいたい「3,000円弱」の基本料金がかかることになる(なお、音声通話SIMであれば、110や119など緊急通報の利用は可能)。 留守番電話、キャッチホンなどのサービスは別途有料オプションとして申込みが必要になるが、イオンモバイルではそれぞれを提供している。ユーザーがSIMロックを解除したiPhoneを持ち込んで、SIMカードのサービスのみを契約する場合、ひとつデメリットとしてはイオンモバイルが揃える充実のアフターサービスがほぼ使えなくなることだ。ウィルススキャンなどのセキュリティサービスはiOS端末の場合使用不可。電話サポートもフルには利用ができない。 その他、キャリアで契約している時には普通に使っていた口座振替が利用不可となり、携帯電話料金はクレジットカードで支払うことになる。また、イオンスマホでは本行執筆の2016年5月上旬時点で、格安SIMサービスのインターネット申し込みを停止している。購入の申込みはイオンの店舗でのみ受け付けているので注意したい。なお店頭ではMNP転入の即時開通も行える。音声通話プランの場合、利用開始から180日以内でMNP転出してしまうと8,000円(税抜)の転出手続き費用がかかる。181日以降は3,000円。■OCNモバイルONEの場合 NTTコミュニケーションズが提供するOCNモバイルONEもMVNOの老舗として認知度が高く、ヨドバシカメラやビックカメラ、ゲオ、コジマ、ソフマップ、ヤマダ電機など多くの大手量販店で申し込み手続き、およびMNP転入の即日開通を受け付けているのが強みだ。SIMカードの申し込みはWebでも受け付けているが、こちらの場合は書類上の手続きがいろいろと間に挟まるため、音声通話が使えるようになるまである程度の日数がかかることを覚悟して契約に臨む必要がある。料金の支払い方法はクレジットカードのほかに口座振替も利用できるが、これもまたMNP手続きの前段階で申し込み手続きが必要になるので準備に手間がかかるのが難点だ。
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