ACタップを使っていての悩みに、ACアダプタの扱いがある。一般的なACタップに差し込むと隣の穴をふさいだり、プラグとプラグの間には差し込めなかったり。あるいはコンセントの形状、位置によってもACアダプタが入らないこともある。 そんなイライラを解消すべく、レセプタクル(差し込み口)の間隔を広げたもの。差し込み口部分が分割して向きを変えられるものなど、アイデア商品的なものも見かける。また、アダプタ本体も小型のものが増てきており、業界としてさまざまなアプローチで対策商品を出している。●ACアダプタの塊になる しかし、今回、「この手があったか!」と感動したちょっと面白いACタップを紹介したい。「パワーキューブ」という製品で、外観は文字通り立方体をしており、各面にACの差し込み口がついている。1面はACコードまたは差し込みプラグのために使うので、1個最大5口のACタップということになる。 キューブ型なのは、もちろん冒頭で述べたようなACアダプタ問題に対応するためだ。アダプタ本体の大きさや形状がばらばらでも、立方体の各面ごとに立体的に差し込まれるので他のACアダプタと干渉することはまずない。とまあ、文章で説明しなくても、写真をみればどういったものかは一目瞭然だ。発想が面白いのと、シンプルなデザインもしゃれている。ただし、全面にアダプタなどを挿すと、見た目はACアダプタの塊というか、なんかすごい状態になる…