22日の開幕に先駆け、明日21日から「MWC 2016」のプレイベントが始まる。開催地であるスペイン・バルセロナの街中でも徐々にビッグイベントのスタートに向けた準備が進んでいた。 バルセロナの観光名所の一つである旧市街地やボケリア市場にもアクセスが良いカタルーニャ広場は、大型百貨店や有名ブランドの路面店などが集まることから、土日や平日の夕方頃には地元の人々も多く集まる場所だ。ここにはサムスンが3Dヘッドマウントディスプレイ「Gear VR」の特設体験スペース「Gear VR Theater with 4D」を、21日からのオープンに向けて準備していた。 今日はオープン前日なので、ガラス張りのスペースの中をのぞくことしかできなかったが、会場には映画館のような階段状のシアター席が設けられ、座席の前には一台ずつ「Gear VR」がセットされている。今年1月にラスベガスで開催されたCESにも、Gear VRにデモ映像を上映しながら、コンテンツに合わせて座席が動くアトラクションスペースをサムスンが公開していたが、これと同じような仕掛けの体験型スペースが用意されるのだろう。ほかにもスマートウォッチ「Gear S2」やGalaxyスマートフォンのタッチ&トライコーナーも設けられるようだった。さすがに「明日のUnpackedイベントに登場するであろう未発表の製品をここで見つけてしまった!」といったハプニングはなかった。はやる気持ちは抑えて、明日のプレイベントに期待しよう。 カタルーニャ広場から北に向かって伸びる「グラシア通り」は東京でいうところの銀座に近い、高級ブランドの路面店が軒を連ねる観光スポット。カサ・ミラやカサ・バトリョなどの有名なガウディ建築もこの通りに並んでいる。通りを歩いていると街頭には「MWC 2016」の旗が掲げられていて、ファーウェイやZTEなど出展するブランドの大きな商品広告が掲げられているのを見つけることができた。
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