俳優の坂上忍が、元プロ野球選の清原和博容疑者が覚せい剤取締法違反で逮捕されたことを受け、球界での薬物検査実施の必要性を訴えた。 12日放送のフジテレビ系「バイキング」に生出演した坂上は、清原容疑者が現役時代から薬物を使用していたとする野村貴仁元投手の証言を受け、「野球もやんなきゃだめだよ、ドーピングというか」とコメントした。 プロ野球という、子どもたちに影響を与える立場にある選手たちが違法薬物を使用していたという衝撃のニュースに、「覚せい剤やってて、『子どもたち』とか言ってほしくもない」と坂上。個々の選手だけでなく球界全体の責任でもあるとし、「選手を管理している人たちが薬物に対してどこまで徹底した姿勢を取れるのか。個人よりも球界の方でやってもらわないと、変わらないんだから」「球界も浄化しなきゃいけない」と主張した。 また、坂上は薬物による逮捕者のその後の道が閉ざされてしまうことへの懸念も示し、「全くゼロになるのはいかがなものか」とコメント。更生の道は用意されるべきだとし、欧米に比べて遅れているとされるリハビリ施設の充実などを期待した。