モーガンがダイアン・キートンと夢の初共演を果たす同作は、年老いた夫婦の物語。ブルックリンを一望できる5階建てアパートメントの最上階に40年住み続けている夫婦だが、近ごろはエレベーターがないのが悩み。5階までの階段の昇り降りに難儀するようになり、2人の”家の売り買い計画”が始動する。
インタビュー映像の中でモーガンは、同作で夫婦役を演じたダイアンとの出会いを明かしている。2008年に自身が出演したブロードウェイの舞台にダイアンが訪れ、その後モーガンの方から「一緒に仕事をしよう」と声をかけたそうだ。ダイアンについて「僕の尊敬する人で、昔から大好きだった人だ」と話し、「僕の”やりたいことリスト”にも彼女との共演が入っていた」と明かした。自身が運営する映画制作会社に同作の話が舞い込んだ時には、「リストをみてこの役にはダイアンがぴったりだと思った」といい、ダイアンも「イエス」とオファーを快諾。夢の初共演が実現した。
ちなみにモーガンの”やりたいことリスト”にはまだいくつか目標が書かれているようで、今回のインタビューでは「3本ほどプロデュースしたい作品がある」と明かした。「僕自身は出演しないで若い人を使うことになると思う」といい、「西部劇に戦争映画、宇宙映画」を予定しているそうだ。