名優モーガン・フリーマンとダイアン・キートンが初共演する同作は、画家アレックスと彼を長年支える妻ルースの物語。ブルックリンを一望できる5階建てアパートメントの最上階に40年住み続けている夫婦だが、年を重ねるにつれ、5階までの階段の昇り降りに難儀するようになる。それでも”理想の我が家”を手放すことに尻込みするアレックスをルースが説き伏せ、2人はエレベーター付きの新居を探し始めることに……。
今回公開されたインタビュー映像でダイアンは、「この映画にはすばらしい夫婦が描かれている」とコメント。続けて「結婚とは何かを考えるだけでも価値があると思うわ」と語った。また、念願の初共演となったモーガンについては「彼は観客に勇気を与えてくれる。”自分だっていい人になれるんだ”と。そういう資質を持っている人は滅多にいないわ」と評した。モーガンの代表作の一つである「ショーシャンクの空に」を例に挙げ、「彼は私たちの求める”善良な人”だった。”彼がいれば大丈夫”そう思わせる何かがあるの」と語った。
一方のモーガンも、ダイアンについて「共演できて最高でした。ダイアンは本物でとても楽しい人だから。彼女を“愛する”のは凄く楽しかった。その後も、ずっとダイアンや仕事をした数週間のこと、どれだけ彼女は愉快な人かってことを考えています」と語っている。
40年のキャリアを持つ名優が夢の初共演を果たす映画「ニューヨーク 眺めのいい部屋売ります」は1月30日公開。