フィッシング対策協議会は19日、「じぶん銀行」を騙るフィッシングサイト(偽サイト)が存在しているとして、注意を呼びかけた。 「じぶん銀行」は、KDDIと三菱東京UFJ銀行の共同出資によるネット銀行。昨年12月末にも、「アカウントが凍結?休眠されないように、ただちにアカウントをご認証ください」という内容のスパムが出回っていた。同協議会の発表によると、新たなスパムメールとフィッシングサイトが出現した模様。 「じぶん銀行本人認証サービス」「じぶん銀行重要なお知らせ」「じぶん銀行より大切なお知らせです」「メールアドレスの確認」といったタイトル、「こんにちは!」という呼びかけで始まる不正メールが出回っており、偽サイトに誘導する模様。偽サイトは、1月19日12時時点で稼働中とのこと。 なお誘導するサイトのURLは複数あり、「http://www.●●●●.com/js/」「http://www.●●●●.com/images/i/」「http://bk02.jibunbank.co.jp.inin.●●●●.com/」といったさまざまなものが使われている。 同協議会は、このようなフィッシングサイトで、ユーザーID、ログインパスワードなどを絶対に入力しないように注意を呼びかけている。