フィッシング対策協議会は24日、「じぶん銀行」を騙るフィッシングサイト(偽サイト)が存在しているとして、注意を呼びかけた。 「じぶん銀行」は、KDDIと三菱東京UFJ銀行の共同出資によるネット銀行。同協議会の発表によると、偽サイトは12月24日11時半時点で稼働中とのこと。 ここ最近流行している、「お客様はアカウントが凍結?休眠されないように、ただちにアカウントをご認証ください」という内容で、偽サイトにアクセスさせる不正メールが出回っている模様。メールタイトルは「じぶん銀行より大切なお知らせです」「じぶん銀行本人認証サービス」「重要なお知らせ」「本人認証サービス」など。 過去には同じ手口で、住信SBIネット銀行・横浜銀行・セブン銀行・イオン銀行・千葉銀行などを標的としたメールが出回っている。 なお誘導するサイトのURLは複数あり、「http://bk02.jibunbank.co.jp.●●●●.gift/」「http://www.hostwith.●●●●.uk/css/」「http://www.●●●●.cn/js/」といったさまざまなドメインが使われている。 同協議会は、このようなフィッシングサイトで、ユーザーID、ログインパスワードなどを絶対に入力しないように注意を呼びかけている。