パイオニアは14日、同社が提供する「カロッツェリア」にてフルHD画質で記録できるディスプレイ一体型ドライブレコーダー「ND-DVR10」を3月上旬から発売することを発表した。衝撃検知前後10秒間の映像を記録する「イベント録画機能」や、駐車時の衝撃、動体検知を記録する「駐車監視機能」を特徴としている。 207万画素のCMOSセンサーと広角レンズを搭載しており、1920×1080p/27.5fpsで映像と音声をmicroSDHCカードに記録できる。 また、ワイドダイナミックレンジ(WDR)機能を搭載し、夜間走行時のヘッドライトやトンネルの出入り口付近など、明暗差が激しい場所でも、黒つぶれや白とびを抑えた映像の記録が可能だ。さらにLED信号の明滅タイミングとずらしたフレームレートのため、信号の状態も鮮明に記録することができる。 「駐車監視機能」に関しては、駐車中の当て逃げなどを記録するための衝撃をトリガーとした録画や、車上荒らしの犯人などを記録するための動体検知をトリガーとした録画が可能だ。 録画映像は設定時間単位で1ファイルとして記録され、「イベント録画機能」、「駐車監視機能」による前後10秒間の映像は別ファイルで保存される。本体に大容量バッテリーを搭載しており、駐車監視時はエンジン停止状態でも最大約50分動作する。32GBのmicroHDSCカードを同梱し、価格はオープン。