フランスのNetatmo(ネタトモ)社は5日、屋外用防犯カメラ「Presence(プレゼンス)」を発表した。人、車、動物を検知して通知するという特徴を持つ。 ディープラーニング(深層学習)アルゴリズムを活用した「Smart-Sight」機能により、監視エリア内に侵入した人や車、動物をリアルタイムで検知。ユーザーのスマートフォンなどに「人が見えました」「車が見えました」といった形で通知することができる。 赤外線暗視機能で夜間の監視・録画も可能。スマート投光照明を搭載し、夜間でもカラー動画を記録することができる。通知と録画機能はユーザーによるカスタム設定が可能。また「Smart-Zones」機能により、動体検知を行う監視エリアを任意で選択することもできる。 記録した動画は内部のマイクロSDカードにローカル保存し、個人のFTPサーバーに自動送信できる。カメラからスマートフォンへのデータ送信はエンドツーエンドで暗号化され、承認されていない新規デバイスまたは新IPアドレスから「Presence」カメラにアクセスがあった場合、Netatmoのアカウント・セキュリティ・システムが警告を送信する。 解像度はフルHD1080p、画角は広角100度。防塵・防水規格IP66適合で全天候に対応。検知距離は20mで、家庭用のインターネットWiFiで接続可能。発売予定は2016年第3四半期からとなっている。