日本アビオニクスは12日、赤外線サーモグラフィカメラ「InfRec(インフレック)TS600シリーズ」を、2017年2月に発売する。 設置型のサーモグラフィカメラは、設備の異常状態をモニタリングする状態監視システムをはじめ、防災・セキュリティ用途でも広く活用されている。 「InfRec TS600シリーズ」は同社従来機種と比較して体積比約50%、質量約20%と小型化し、消費電力も約20%削減とエコ。さらに価格は半額以下となっている。 製品構成は水平視野角が異なる3種類のレンズバリエーション及び、日本国外への輸出用としてリスト規制非該当品が用意される。VGA(640×480画素)の赤外線センサを搭載し、精度は±2度/2%となっている。希望小売価格はそれぞれ1,600,000円ONVIFプロトコルにも対応し、既設の監視カメラシステムのネットワークに組み込んだ運用も可能だ。