三越伊勢丹と連携して秋田県湯沢市の名産品の販路開拓を行う「YUZAWA Premium」事業を、パソナテックと日本雇用創出機構がスタートさせる。ターゲットは訪日外国人観光客だ。 YUZAWA Premiumは、パソナテックが受託した湯沢市の「クラウドソーシング導入支援事業」の一環として実施されるもの。三越伊勢丹のバイヤーが湯沢市の生産者にプロモーションやパッケージのアドバイスを行い、訪日外国人向けの商品開発を行う。 パッケージデザインやパンフレット作成などにはクラウドソーシングを活用し、全国のデザイナーや翻訳者といった在宅ワーカーに発注する。完成した商品は3月16日から22日にかけて、三越日本橋本店と三越銀座店で実際に販売。販路拡大につなげていく。 プロジェクトの本格始動に向け、1月14日にはクラウドソーシング概要セミナーと事業説明会を、21日にはクラウドソーシング活用セミナーと三越伊勢丹バイヤーによる商品開発セミナーを湯沢市役所本庁舎で実施。21日以降には湯沢市の生産者の参加申し込みを受け付け、2~5社程度の参加者を選定する。