”今年一番売れた本”を発表するトーハン、日販調べの「年間ベストセラー」で、ピース・又吉直樹の「火花」が総合1位に輝いた。 1月発売の「文學界」で発表された「火花」。話題が話題を呼び、同誌が1933年に創刊されて以来、初めて増刷される事態となった。3月に単行本が発売され、第153回芥川賞を受賞。累計発行部数240万部、電子書籍13万DL超えの大ヒットを記録した。 又吉は今回の結果に、「自分が書いた『火花』を、多くの人に読んでいただけて嬉しい一年になりました。ありがとうございます」と感謝。続けて「お礼を述べたそばから”まだ言うんか?”と怒られるかもしれませんが、『火花』読んでください。”大人”とか”子供”とか、”本好き”とか”本嫌い”とか、読者を特定せず、いろいろな方に自由に読んでいただきたいです。最後に、”しつこい”と怒られるかもしれませんが、『火花』読んでください」とアピールした。 また文庫1位は、東野圭吾の「禁断の魔術」が獲得。同書は、2012年の同名単行本に収録された中編「猛射つ」を大幅加筆して1冊の長編としたもので、ガリレオシリーズの最新長編としてファンに支持された。
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