お笑いコンビ・ピース又吉直樹の処女作で、第165回芥川龍之介賞を受賞した「火花」が、さらなる大幅増刷を決め累計発行部数を169万部とすることを30日、文藝春秋が発表した。 「火花」は、発売以来増刷を続けていたヒット作だが、芥川賞の受賞でその勢いもまた伸び、今回更なる増刷で150万部を越えて169万部という驚きの数を記録した。 また、8月7日発売の「文學界」で、又吉の最新原稿も掲載されることも発表された。タイトルは「芥川龍之介への手紙」。自らの創作にかける思いを、芥川への手紙のように綴ったエッセイだという。