特殊衣料は、東京ビッグサイトで開催された「危機管理産業展2015」にて、“軽くて丈夫な保護帽”をコンセプトにした「abonet(アボネット)」シリーズを展示した。 シリーズ新製品となる、「BOUSAI abonet 防炎ハット」と「BOUSAI abonet 防炎キャップ」は、表地に防炎生地を採用し、内部に緩衝材を入れ込んだ保護帽。「BOUSAI abonet 防炎キャップ」は、コンパクトに折りたたむことが可能だ。 ヘルメットと比べるとはるかにコンパクトなため、法人や自治体が防災備蓄用品として一括導入する際も、スペースを取らずに収納できるのも魅力の1つ。また、ユーザー目線で見れば、「BOUSAI abonet 防炎キャップ」は折りたためるので、通学時の防災グッズとして子どもに持たせるといった使い方もできる。 現段階では、発売前のため同社のWebサイトの製品一覧には掲載されていないが、近日発売予定で、「BOUSAI abonet 防炎ハット」が4,500円(税別)、「BOUSAI abonet 防炎キャップ」が3,800円(税別)となっている。 他にも、市販の野球帽や作業帽、麦わら帽子を保護帽にできる「アボネット・セーフティインナーEVA」などの展示も行われていた。 こちらは、EVA(エチレン・ビニル・アセテート)素材を使っており、軽くて薄いのが大きな特徴。厚みは4~5mmなので違和感なく市販の帽子の内部に入れ込むことができる。ちなみに抗菌防臭加工が施されているので、普段使いをしていても快適さを維持できる。 防災用品として活用することもできるが、転倒の危険性がある高齢者や子ども、障害を持つ人の頭部保護用にも最適だ。1,575円(税込)で同社のWebサイトで販売されている。