TE Connectivityと、その日本法人であるタイコエレクトロニクスジャパンは、幕張メッセで10日まで開催されている「CEATEC JAPAN 2015」にて、電気自動車レースのF1“アンドレッティ・フォーミュラE”のテストカーをブース中央に配し、展示の目玉にしていた。 フォーミュラEは、エンジン音がないF1として、市街地でも走行でき、間近にスピードを体感できるモータスポーツとして注目を浴びている。24日の中国・北京を皮切りに、アジアや欧米の各地でチャンピオンシップが開催される予定だ。 今回、同ブースにて威風堂々と展示されていたテストカーは、最先端テクノロジーが凝縮されており、最大出力200kw、最大速度225km/h、最大加速100km/h(in 3 second)の性能を誇るEVカーだ。 TE Connectivityは、フォーミュラEに参戦するアンドレッティチームのスポンサー/公式技術パートナーになっており、EVの性能を引き出す数多くの部品を提供。具体的には、コネクターを中心に、センサー、電線、熱収縮チューブなど、高温・振動や、水・オイルのかかる過酷な条件下でも優れた品質と性能を発揮する製品が使われている。 同ブースでは、フォーミュラEのハイライト展示のほかにも、「Transportation」「Industrial」「Communications」という3つの製品に分けて、カーモデルや鉄道モデル、非接触での通電・通信が可能な技術などを紹介している。