2015年最大の満月「スーパームーン」が、9月28日夜に出現する。気象庁によると、関東甲信地方などで雲が広がりやすい予報となっており、雲の合間から観測する地域も多くなりそう。24時間ライブ放送番組では、世界3地点からスーパームーンのようすを生中継する。 スーパームーンとは、2015年にもっとも大きく見える満月のこと。国立天文台によると、2015年最大の満月である9月28日の「スーパームーン」は、地球と月の地心距離を基に計算した視直径が33分28.34秒。これに対し、2015年最小の満月である3月6日の満月の視直径は29分23.94秒。並べて比べると、かなり大きさが違うことがわかる。 北米や南米、ヨーロッパ、アフリカ西部などでは9月28日、スーパームーンと皆既月食を同時に見ることができる。スーパームーンと皆既月食の同時発生は33年ぶり。アジアやオセアニア地域では、今回の皆既月食は見ることができない。 ウェザーニューズでは、24時間ライブ放送番組「SOLiVE24」において、東京・パリ・ニューヨークの月をリレー形式で生中継。スーパームーンや皆既月食のようすをリアルタイムで紹介する。放送は、9月29日午前0時まで。 番組は、スマホアプリ「ウェザーニュースタッチ」やインターネットサイト「ウェザーニュース」の「SOLiVE24 Ch.」、テレビ(BS 910Ch)、YouTube、ニコニコ生放送で視聴することができる。 気象庁によると、9月28日は日本海に中心を持つ高気圧に本州付近が覆われ、関東甲信地方などでは夜は雲が広がりやすい予報となっている。