スペインのスマートフォンメーカーBQは8日(現地時間)、オープンソースOS「Ubuntu」を搭載したスマートフォン「Aquaris for Ubuntu Edition」をグローバル展開すると発表した。日本も含まれている。
「Aquaris for Ubuntu Edition」は、初のUbuntu搭載スマートフォン。Ubuntuは、Linuxベースで、グラフィカルなインターフェースを活かした直感的なタッチジェスチャーで多くの操作が行えるのが特長。ホームメニューで、画面の左側から中央へスワイプするとアプリケーションのアイコンが並ぶ「ランチャー」が表示され、右側から中央へスワイプすると「スコープ」と呼ばれる「音楽」や「動画」などテーマごとにコンテンツをまとめた画面に切り替わる。
4.5インチの「Aquaris E4.5 Ubuntu Edition」と5インチの「Aquaris E5 HD Ubuntu Edition」がラインナップされ、価格は4.5インチが169.99ユーロ(約23,000円)、5インチが199.99ユーロ(約27,000円)。
ともにプロセッサにクアッドコアのCortex A7(1.3GHz)を搭載。「Aquaris E4.5 Ubuntu Edition」は、ディスプレイが960×540ピクセル、メモリ1GB、ストレージ8GB。「Aquaris E5 HD Ubuntu Edition」はディスプレイが1280×720ピクセル、メモリ1GB、ストレージ16GBを搭載する。ネットワークはともにLTEに非対応で、HSPA+/GSMをサポートする。