Windows 10では、Windows 7/8向けに1年間の期間限定無償アップグレードプランが用意されています。加えて、「Windows 10を入手する」から、PCのスペック確認や予約と予約取り消しをすることが可能で、搭載されている各機能の特徴のチェックも出来ます。アップグレードは予約を済ませたユーザーへ一斉に配布されるわけではなく、初めにInsiderプログラムの参加者向けに、次に予約登録したユーザー向けにという形で段階ごとに配布されます。
2.DirectX 12対応タイトルと特徴
Windows 10には、最新のグラフィックAPIであるDirectX 12が同梱。このDirectXでは、CPUの負担を抑えグラフィックカードの性能をより高く引き出すことが出来るローレベルAPIに対応しており、DirectX 11に比べ、処理速度が向上しています。
現時点では、Lionhead Studiosの『Fable Legends』やThe Coalitionの『Gears of War: Ultimate Edition』、Snail Gameの『King of Wushu』が対応。ゲームエンジンではUnreal Engine 4やUnity 3D Engine、Frostbiteがサポートを予定しています。
Windows 10に搭載される音声アシスタントアプリ「Cortana」。本アプリはもともとWindows Phone向けのアプリとして開発されたもので、文字や音声から情報の検索が行えます。Windows 10向け「Cortana」はインターネットの情報だけでなく、PC内のファイルやフォルダ、アプリケーションの検索が可能です。
Xbox One本体との連携機能では、ゲーム画面のストリーミングやクロスプラットフォームプレイ、フレンドや実績へのアクセスが可能。Windows 10からXbox Oneへのストリーミングプレイに関して、Xbox部門のボスであるフィル・スペンサー氏によれば、Xbox One側のマウスとキーボードのサポートが必要になるとのこと。加えて、近い将来に両デバイスを対応させると述べていました。
Windows 10のサポート期間も告知されています。メインストリームサポートは、2020年10月13日までを予定し、延長サポートは2025年10月14日までです。Windows 8では、メインストリームサポートが2018年1月9日に、延長サポートが2023年を予定。Windows 7ではメインストリームサポートは今年1月13日に終了、延長サポートは2020年1月14日までです。