NECは10日、幕張メッセで開催中のInterop Tokyo 2015に大規模センター向けのSDN対応スイッチ「PF5340-32QP」、および「PF5340-48XP-6Q」を出展した。 これらのスイッチは従来のようなオープンフローで細かい制御を行う製品と違い、10Gのサーバーを大量に利用するような環境に向けたもの。前者は複数のラックを集約するためのもので、40GbE対応の32ポートを搭載。一方、後者は10GbE対応ポートを48端子備え、サーバーを集約するToRスイッチとしての利用を想定している。 これらの製品は「Interop Tokyo 2015」の「Best of Show Award」にて、SDI部門のグランプリを受賞した。6月1日からすでに販売が開始されており、プロバイダーやキャリアなどの大規模データセンターで導入が検討されているという。