お笑いコンビ・さまぁ~ずの三村マサカズが5日、テレビ番組を作る上での自身の考えをTwitterで明かした。 若者のテレビ離れが叫ばれる中、以前に増して現在では視聴率が重視される傾向にある。しかし視聴率に対して出演する側の芸能人の思いは複雑なようで、ダウンタウンの松本人志は昨年4月放送のフジテレビ系「ワイドナショー」で「皆が皆、高視聴率だけを狙って番組作ってるわけじゃないじゃないですか。それぞれ皆思いがあってやってるのに、視聴率が悪いだけでどうこう言われるっていうのは、また悪い方向にテレビ業界が行ってる気がして」と語り、視聴率ばかりでなく「内容っていうか独自のとこを見つけてほしい」と訴えていた。 三村も視聴率については「なんか、視聴率って、気にはするけど、面白かったと思う回が視聴率悪かったり」と、違和感を感じている様子。また、番組を始める際にスタッフから「視聴率は気にせず面白い番組を作りましょう」などと言われるそうだが、「面白いって人それぞれ」と三村。「結局気の合うスタッフが大事。それを増やしていくのが気持ちいい!」と、面白い番組を作るためには、その“面白さ”を共有し合える仲間が大事だという思いをつづった。 そんな気の合うスタッフとともに作られている“面白い”番組がテレビ東京の「モヤモヤさまぁ~ず2」だとフォロワーから称賛されたが、その一方で、同番組も最近では視聴率狙いの内容になってきているとの指摘もあり、三村は「そのぎりぎりの感じをせめぎあいを感じて観てください。面白いから。深夜時代とまるっきり一緒ではここまで続いてないと思うし。ゴールデン仕様になったらそれはそれで続いてないと思うし」と、面白さと視聴率を両立させなければならない番組作りへの苦労ものぞかせた。