イッツ・コミュニケーションズとニフティは18日、スマートホーム事業の共同展開における業務提携に合意した。 イッツコムが東急線沿線を中心に展開中のスマートホームサービス「インテリジェントホーム」を核に、ニフティが強みとする大規模インフラ運営ノウハウを加味し、両社でスマートホーム事業に取り組むという。さらにスマートホームサービスに関連するアプリケーションおよびハードウェアを共同で開発する。 イッツコムは、「インテリジェントホーム」をニフティに卸提供。ニフティは独自のユーザーインターフェイスとサービス仕様を加え、スマートホームサービスとして2015年度第2四半期より提供を開始する。あわせて、「インテリジェントホーム」のシステムを「ニフティクラウド」を用いてクラウド化し、インフラ基盤を増強する。 さらに、スマートホームサービスで得られたデータをニフティクラウドで分析・活用するビッグデータ関連事業を共同で検討・推進する。 イッツコムの「インテリジェントホーム」は、テレビ・インターネット・電話に加え、米国アイコントロール・ネットワークス(Icontrol Networks, Inc.)のシステム「タッチストーン(TouchStone)」をベースとしたスマートホームサービス。