イッツ・コミュニケーションズ(イッツコム)は29日、スマートフォンやタブレットを使って、外出先から家の中の様子を確認し、見守りなどに役立てることができるスマートホームサービス「イッツコム インテリジェント ホーム」を発表した。2月1日より申し込み受付を開始する。 「イッツコム インテリジェント ホーム」は、インターネットに接続されたゲートウェイ(ホームコントローラー)を介し、宅内の様子をメールなどで通知したり、さまざまなデバイスを外出先からコントロールできるサービス。IPカメラやモーションセンサーを使った、子供の帰宅やペットの見守り、高齢者の見守りなどに利用できる。 システムは、北米では大手ケーブルテレビ事業者や大手通信事業者が展開しているアイコントロール・ネットワークス社のスマートホーム・システム「タッチストーン(Touchstone)」を利用しており、特定の機器メーカーにとらわれず拡張性を備えている。 今回、ドアや窓の開閉を知らせる「ドア・窓センサー」、人の動きを検出して知らせる「モーションセンサー」、センサー類と連動して映像を記録する「IPカメラ」を、2月中旬より順次サービス提供する。基本使用料は月額2980円(イッツコム加入者は1980円)。別途インテリジェントホームゲートウェイ料(レンタル月額300円、買取18000円)、センサーデバイス利用料(1つあたり月額200円より)が必要。 今後は、エアコンや照明器具等のスイッチをオン・オフする「家電コントローラー」(2015年春・開始予定)、外出先で鍵のかけ忘れを確認することもできる「電子錠」(2015年夏開始予定)など、スマートフォンやタブレットで、自宅をリモートコントロールできるサービスを予定している。また、緊急時のテレビ自動立ち上げ機能を持つ「イッツコム テレビ・プッシュ」との連携や、「警備員の駆けつけサービス」(2015年春開始予定)も提供の予定。
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