楽天は7日、楽天の海外マーケットプレイスにおいて、仮想通貨「ビットコイン」を新たな決済手段として導入することを発表した。米国「Rakuten.com」からスタートし、年内を目途にドイツ「Rakuten.de」とオーストリア「Rakuten.at」にも導入する。 米Bitnet社が提供する決済処理プラットフォームを採用。マーケットプレイスに統合することで、ビットコインに対応する。Bitnet社は、ビットコインのデジタル決済プラットフォームを提供する企業。2014年に楽天などから1450万ドルの投資を受けていた。 楽天では、これにより、国際取引手数料が不要、価格変動の影響を受けない、詐欺や支払拒否のリスクがないといったメリットが生まれ、出店店舗の国際競争力が強化されるとしている。