パナソニックは、タイのロボット開発・国家プロジェクト「Center for Advanced Medical Robotics(高度医療ロボット工学センター)」に参画すると発表した。同プロジェクトは、タイにおける医療ロボットの開発と実証が目的。国家プロジェクトの推進などに投資を促すタイのTCELSとマヒドン大学が中心となって、2013年~2017年の5年間に、総額20億バーツ(約70億円)規模で実施される。パナソニックでは、これまでの「HOSPI」や「アシストベッド」などのロボット技術開発や事業化の知見を生かし、「標準化・認証支援」「安全設計コンサルタント」「ロボット実証」などのテーマで、タイの医療ロボット技術の進展に寄与していく。今後、パナソニックはタイのロボット開発の支援を進めていくとともに、同プロジェクトへの参画を通じて、タイを中心としたアセアン諸国に、ロボット事業および試験認証事業を展開していく。