サイバーエージェントの連結子会社であるCyberCasting&PR(CCPR)は、国内最大級の動画キャスティングネットワークの構築をめざす。これに先立ち、専門部署の「AmeTuber推進室」を設立した。CCPRが9日、発表した。 ネットワークは、CCPRが約1万7000組の「Ameba芸能人・有名人ブログ」を通じて培った芸能事務所との強いリレーションや、インターネット上で影響力の高い読者モデル・専門家・一般人のネットワーク、既存著名YouTuberとのリレーションを軸に構築される。完成すると、国内最大級の動画キャスティングネットワークとなる。 近年、企業のプロモーションとして多用されるのが、YouTubeを初めとした動画だ。こういった動画の出演者には、芸能人・有名人はもちろん、料理研究家のような専門家、読者モデルや一般人などがおり、多様な需要が生まれている。YouTube視聴者に強く訴求できるYouTuberといった存在もある。 こうした需要に応えるためCCPRは、同社がこれまでに培ってきた芸能人・有名人、読者モデル、一般人、専門家やYouTuberといった、動画キャスティングにおいて需要のある人々とのリレーションを活かし、キャスティングネットワークの構築をめざす。これに向けた取り組みを強化するために設立したのが「AmeTuber推進室」だ。 CCPRは、「Ameba芸能人・有名人ブログ」を活用した企業商品/サービスのプロモーションに関して、「Ameba」唯一のタレント側公式窓口として、運用を手掛けている。そこで培った芸能事務所とのリレーションを活かし、イベントや企業広告への出演・広告契約などのキャスティング業務も手掛けている。