「いまは地域がおのおの自立するタイミングにさしかかった。そこで私がグローバル地域で活躍してきた人を本社でボードに据え、トップもその経験者を起用することで、世界でホンダ製品が喜ばれていく体制が加速するのではと思った」ホンダの伊東孝紳社長は2月23日、今回の社長交代の理由についてこう語った。その表情は目が真っ赤で厳しい顔で、すっきりしたすがすがしいものとはほど遠かった。どこか無念さが残る表情と言ったらいいかもしれない。伊東社長はリーマンショック後の09年6月に就任。金融危機のあおりで世界の自動車需要が大きく激減、さらに東日本大震災での栃木研究所の被災やタイの大洪水による操業停止が追い打ちをかけ、ホンダは大きな苦難に直面した。そんななか、伊東社長は「世界6極体制」を推進し、メキシコ、ブラジル、タイ、インドネシア、インド、中国の四輪工場や、ベトナム、インド中国の二輪工場の設立を決定。また、軽自動車「Nシリーズ」を出して大ヒットさせ、元気のあるホンダを取り戻した。ところがその後、世界販売600万台を目標に突き進んだ結果、歯車が大きく狂いだした。最量販車種『フィット』で5回にわたってリコールを発表。品質を総点検するため、国内では新車販売を一時凍結した。また、業績についても、15年3月期に自動車メーカー7社のうち5社が過去最高の営業利益を見込むなか、ホンダは4%の減益になる見通しだ。文字通り、ホンダの一人負けといった状況となっている。そのため、伊東社長はさらに続投して、その状況を打開するものと見られていた。ホンダ社内でも多くの社員がそう思っていたようだ。ところが今回、八郷隆弘常務執行役員に社長を譲ることになった。それだけに、業界関係者の間では「何かあったのではないか」と見る向きが少なくない。
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