資源エネルギー庁が2月12日に発表した石油製品の店頭小売価格週次調査によると、2月9日時点でのレギュラーガソリンの全国平均価格は前週の調査から0.8円下落し、1リットル当たり133.5円となった。レギュラーガソリンの値下がりは30週連続で、133円台は2010年12月20日の調査以来、4年2か月ぶり。地域別では、北海道で1.3円、中部で1.1円、近畿で1.0円、東北で0.8円、関東と九州・沖縄で0.7円、中国で0.5円、四国で0.4円と、全エリアで値を下げた。ハイオクガソリンは144.4円、軽油は114.4円。いずれも前週より0.8円値を下げた。60万人の会員を持つガソリン価格投稿/愛車燃費管理サービス「e燃費」によると、2月12日のレギュラーガソリンの全国平均価格は123.6円/リットル(前週比+1.0円)、ハイオクは132.4円/リットル(同-0.8円)、軽油は100.2円/リットル(同-0.4円)だった。なお資源エネルギー庁による平均値は「販売」価格の平均であるのに対し、e燃費は「購入」価格の平均。現実の購入でユーザーは安い価格を指向するので、購入価格平均は販売価格平均より安くなる。