スタジオジブリの映画『かぐや姫の物語』が、第87回米国アカデミー賞の長編アニメーション映画部門(Animated Feature Film)にノミネートされた。 映画『かぐや姫の物語』は、2013年11月公開のスタジオジブリの作品で、高畑勲監督のもと製作期間8年をかけ完成にこぎつけた。北米では、『THE TALE OF THE PRINCESS KAGUYA』という英題が付けられ、昨年10月に公開された。すでに、ロサンゼルス映画批評家協会賞(アニメーション映画部門)、ボストン映画批評家協会賞(アニメーション映画部門)、トロント映画批評家協会賞(アニメーション映画部門)を受賞している。 ノミネート決定に際し、高畑監督は、「『かぐや姫の物語』が、アカデミー賞長編アニメーション映画部門にノミネートされたことを光栄に思います。ノミネートしてくださったアカデミー会員の方々、この作品を高く評価して下さった方々、そして北米での公開に協力して下さった方々に心から感謝します。そして、この作品に関わった全てのスタッフに感謝します」とコメントを寄せている。 米国アカデミー賞の授賞式は、現地時間2月22日(日本時間23日午前)に行なわれる予定となっている。