パナソニックは7日、米国のクラウドサービス開発ベンチャー「ディーバネットワークス」と提携したことを発表した。同社に投資を行い、写真クラウドプラットフォームに関する協業を進める。 ディーバ社は、高画質写真を直感的な操作で簡単に編集や共有ができる写真クラウドサービス「ravio」(仮称)を開発しており、今後全世界で展開する予定となっている。 スマートフォンやSNSの普及拡大に伴い、「撮影した写真をすぐに家族や友人と共有したい」というニーズが高まっており、これに対応するのが狙い。パナソニックは、同社のデジタルカメラなどの機器を本サービスと連携させ、機器の使い勝手向上を図るとともに、本サービスを活用したマーケティング活動を推進。さらに独自の新商品開発にも取り組む方針だ。 なおパナソニックは、デジタルカメラとLTE通信機能を融合させたコミュニケーションカメラ「DMC-CM1」を開発、2014年11月より欧州で試験導入を開始している。