ニールセンは26日、「ニュースと情報」サービスの利用状況を分析した結果を発表した。スマートフォン視聴率情報Nielsen Mobile NetView、PC版インターネット視聴率情報Nielsen NetViewの2014年10月データを分析したものとなっている。 それによると、「ニュースと情報」サービスのスマホ利用者は、今年の6月にPCからの利用者を逆転し、その後も利用者を伸ばして10月の時点で3,900万人となっている。利用時間でも、PCからの利用時間を逆転。年初より41分増加し、月間3時間11分となった。 今年急成長したのが「ニュース・キュレーションアプリ」(ニュースアプリ)。年初と今年10月時点を比較すると、すべてのアプリで利用者数が伸びており、1位のSmartNewsは年初から2.1倍の385万人、2位のグノシーは2.4倍の298万人、3位のYahoo!ニュースは3.2倍の187万人だった。なお3つのアプリの重複利用率は、3アプリの合計利用人数724万人のうち15万人(2%)。単独利用率をみると1位がSmartNewsの73%、2位がYahoo!ニュースの70%、3位がグノシーの62%となっている。