90年の歴史と、数々の名作を生み出したディズニー・アニメーション・スタジオに世界で初めてNHKのカメラが長期潜入、制作総指揮のジョン・ラセターに密着取材した「魔法の映画はこうして生まれる~ジョン・ラセターとディズニー・アニメーション~」が24日放送される。 記憶に新しい「アナと雪の女王」をはじめ、数々の大ヒット作品を生み出してきたディズニー・アニメーション・スタジオ。現在、このスタジオのクリエイティブを統括するのが、制作総指揮のジョン・ラセター。かつて、デジタル・スタジオ「ピクサー」を率い、斬新な3DCGを駆使して「トイ・ストーリー」「カーズ」「ファインディング・ニモ」などの世界的なヒット作を連発したCGアニメーションの世界的な巨匠である。ラセターは今、ディズニーとピクサーという世界最高峰の2つのスタジオのトップとして、映画界の注目を集めている。 番組では、ラセターの作品は、どのようにして生み出されるのか、そして国境を越え、子どもたちを虜にする秘密はどこにあるのか。これまで秘密のベールに包まれてきた制作現場に初めてカメラが密着し、スタジオ最新作「ベイマックス」の製作現場に潜入する。 さらに、これまで知られていなかったラセターの波乱万丈のヒューマンストーリーも公開される。若き日、ディズニーのアニメーターを解雇され、その後、ピクサーでCGアニメで大成功。不振を極めていたディズニーに呼び戻され、スタジオを建て直していったというドラマチックな半生を紐解いていく。 NHK「魔法の映画はこうして生まれる~ジョン・ラセターとディズニー・アニメーション~」は24日、午後7時30分~8時45分オンエア。