日本ケーブルテレビ連盟(JCTA)とインターネットイニシアティブ(IIJ)は14日、MVNO事業での協業を発表した。全国のケーブルテレビ事業者に向け、業界連携MVNOプラットフォームを提供する。 これにより、ケーブルテレビ事業者はMVNO事業に参入しやすくなり、ケーブルテレビ利用者に対し、低価格スマホサービスが提供可能となる見込みだ。すでに80社超の事業者が採用を決定しているという。 具体的には、JCTAが取りまとめたケーブルテレビ事業者のニーズに対応した業界連携MVNOプラットフォーム提供をIIJが支援する。さらに、スマートフォン等の携帯端末もJCTAが取りまとめることでコストを抑えた調達を図る。顧客家を一軒一軒訪問し、宅内に上がって丁寧にサポートを行うような、地域密着のケーブルテレビ事業者がMVNOサービスを手掛けることで、初心者層・高齢者層にも利用を広げるのが狙いだ。