IPA(独立行政法人情報処理推進機構)は6日、夏休みの長期休暇中およびその前後における、情報セキュリティの注意事項を公開した。 お盆休みや夏休みなどの長期休暇中は、システム管理者が不在になり、トラブルが発生しても対処が遅れることも多い。また家庭でも、時間に余裕があり、インターネットを利用する機会が増えるとともに、普段はアクセスしないサイトを利用することも多い。 この注意喚起は、休暇中や休暇明けに、ウイルス感染や情報漏えいなどのトラブルに遭わないようにし、万が一の場合にも被害が拡大しないよう呼びかけryものだ。「システム管理者」「企業など組織の一般利用者」「家庭での利用者」「スマートフォン、タブレットの利用者」の4つを対象にし、それぞれに注意点や対策を解説している。■概要【システム管理者向け】・緊急対応体制、盗難・紛失時の連絡体制・最新バージョンの利用・修正プログラムの適用・パターンファイルの更新・情報持出しルールの徹底・アクセス権限の再確認・情報取扱いルールの徹底・パスワード管理の徹底・サイバー攻撃対策の点検【企業など組織の一般利用者向け】・インターネットバンキング利用時の注意・修正プログラムの適用・パターンファイルの更新・利用前のウイルスチェック・メールの取り扱いの徹底【家庭での利用者向け】・インターネットバンキング利用時の注意・最新バージョンの利用や修正プログラムの適用・USBメモリ等の取り扱いの徹底・必要データのバックアップの推奨・情報取扱いルールの徹底・SNS利用上の注意・ウェブサイト利用時の注意・パスワード管理の徹底【スマートフォン、タブレットの利用者向け】・スマートフォン、タブレット使用ルールの徹底・スマートフォン、タブレット使用時の注意・セキュリティアプリの導入