日本能率協会グループのジェーエムエーシステムズは5日、セキュリティに配慮しつつ、スマートデバイスを用いた画像活用が可能なソリューション「KAITO(カイト)・セキュア・カメラ」の販売を開始した。 「KAITO・セキュア・カメラ」は、スマートデバイスで撮影した画像を、メモリ上から直接、暗号化しながら分割してアプリケーション独自の領域に保存するソリューション。さらに自動的にサーバに転送し、完了すると画像データを自動的に削除する。そのため、画像データは端末に残らず、スマートデバイスのカメラ機能を安全に業務活用することが可能となっている。これにより、端末の紛失や経由PCからの漏えいといった不安に対処可能とのこと。 シーンとしては、不動産担保物件の撮影、施工現場での作業報告、事故調査時現場の撮影、本人確認書類の撮影、訪問医療介護における患者の記録といった利用が想定されている。