阪神電気鉄道は29日、甲子園駅(西宮市)及び梅田駅(大阪市北区)にデジタルサイネージ(電子看板)を新設し、甲子園駅は5月31日から、梅田駅は5月30日からそれぞれ運用を開始すると発表した。 甲子園駅では、西口改札内に60インチのディスプレイ6台を横一面に並べて設置。約184インチ(約4.6m)の大型ビジョンとして使用する。2分割し、3台を1面として使用することも可能で、動画(音声付き)、静止画いずれも放映可能となっている。 広告媒体として利用するだけではなく、阪神甲子園球場で開催されるプロ野球・高校野球の試合速報や、他球場のプロ野球速報といった情報も発信していくという。 一方の梅田駅では、東口付近の柱に40インチディスプレイ(縦約89cm×横約50cm)を合計11面設置し、静止画のスクロール放映による広告・情報提供を行っていく。 両駅ともデジタルサイネージの放映時間は6時~24時。甲子園駅で広告媒体として利用する際の料金は、15秒1枠 6分間ロール(6分間隔で15秒間表示)の場合で春・高校野球開催時が30,000円/週、夏・高校野球開催時が40,000円/週、その他20,000円/週など。梅田駅では15秒1枠 6分間ロール(6分間隔で15秒間表示)50,000円/週となっている。