SXSW 2014インタラクティブの注目ポイントの一つであるショーケースには、世界中の様々なサービス事業者が出展していた。サービスの進化を感じさせる企業、物のインターネット(IoT)をお披露目する企業等バラエティに富んでいる。中でもキラリと光るサービスを提供している企業がいくつか目に留まったのでここで紹介したい。■プロジェクター映像がタッチパネルに!? TouchJETのTouchPico シンガポールブース内で展示されていたTouchJETのTouchPicoはプロジェクターから映しだされた映像に専用のペンを使うことで、タッチパネルのように操作ができるデバイスだ。最初にお披露目されたのはCES 2014でのこと。CESではゲームをやっていたが、ここでは小規模なプレゼンテーションでの活用を紹介していた。■退屈な電話着信のSMS返信をよりクリエイティブにするCallSnap 電話着信に気づいていても出れない時がある。例えば会議中であったり、食事中であったりと、とにかく電話に出れないもしくは出たくない状況は生活の上でいくつか存在する。そんなシチュエーションでは「今は電話に出られません・・・」などのSMSを返しているスマホユーザーも多いことだろう。 ここで紹介するCallSnapというサービスは、そのSMSを写真やイラストであったり、ボイスメッセージだったりで返せるアプリだ。例えば電車に乗っている時に電話に出れなければ電車内の音声をボイスメールとして送れば電車に乗っていることが相手に伝わる。このように埋もれている退屈な機能に新たな価値を付けていくという動きがトレンドとして見受けられる。■スマホの写真をポラロイドにするIMpossibule 古き良き、そしておしゃれな感じのするポラロイド風の写真が撮れるとして人気を博しているアプリにInstagramがあるが、IMpossibleはスマホの写真をポラロイドのフィルムに転写できるガジェットだ。スマホとポラロイドのフィルムをガジェットにセットして使うだけなので、非常に簡単なものだが、ポラロイドと決定的に違うのは何枚も複製できることだ。■手に持つだけで心拍や血中酸素濃度がわかるヘルスケアデバイスTinke 小型でおしゃれなヘルスケアデバイスTinkは、手に持つだけで心拍数、血中酸素濃度、呼吸数、心拍間隔の変位が図れるガジェット。健康管理はもちろんのこと、フィットネス目的で自身を管理でき、その数値を評価する機能も付いている。小型でiPhoneのコネクター、サンダーボルトで接続でき、非常に使いやすそうなサービスだった。
処理性能、AI機能も進化!「Google Pixel 9」「Google Pixel 9 Pro XL」 2024年8月23日 Google Pixel 9とPixel 9 Pro XLが登場。AI機能や処理性能が向…