搭乗券に記された座席を探し、重たい荷物を座席上の共用収納棚に入れ、やっと着席できたと思ったら始まる、機内の「安全説明」。客室乗務員による“お決まり”の実演や、モニターでの解説というのは、その大体が退屈。 そんな出発前の“儀式”を、エンターテインメントに変え、離陸前から楽しい気分にさせてくれるエアラインがある。日本からニュージーランドへ直行便を運航する唯一の航空会社、ニュージーランド航空もそのひとつ。 これまで、サバイバル冒険家とのコラボレーションやボディーペインティングといった趣向で、離陸前の4分間を楽しいエンタメにつくりあげてきたニュージーランド航空。今回は、「美しき安全説明」をテーマとし、南国の解放的で麗しい雰囲気を全面に打ち出してきた。 ニュージーランド航空は今回、アメリカのスポーツ誌『スポーツ・イラストレイテッド』の名物である水着特集の50周年記念号とコラボレーションし、「世界一美しい機内安全ビデオ『パラダイス』編」を公開した。ニュージーランド航空が40年以上運航を続けている、南太平洋のクック諸島で撮影された約4分の映像だ。 「世界一美しい」とニュージーランド航空が自負する理由は、クック諸島の美しい風景もさることながら、その出演者たちの顔ぶれにある。『スポーツ・イラストレイテッド』誌を飾るスーパーモデルが登場するのだ。クリッシー・テイゲン、アリエル・メレディス、ハンナ・デーヴィス、ジェシカ・ゴメス、そしてその元祖といえるクリスティ・ブリンクリーが、美しいボディを惜しみなく披露している。 たとえば、シートベルトのサインが点灯し、ビーチベッドに横たわるクリッシーがシートベルトを「カチッ」とやれば、ハンモックに揺られるアリエルの頭上に酸素マスクが下りてくるという具合。さらに、ライフジャケットの説明シーンでは、スーパーモデル4人が、そのナイスなボディを……!? さてこの映像、ニュージーランド航空の搭乗券がなくても閲覧できる。「最後の楽園」と呼ばれるクック諸島を舞台に展開される「世界一美しい機内安全ビデオ」は、YouTubeにアップされている。「こんなエアラインで、いますぐにでも飛んで行きたい」と思ってしまうのは、筆者だけではないはずだ。最新機内安全ビデオ「パラダイス」編