カツラのなかにスマートデバイスを埋め込んだ“スマートカツラ”の特許を、ソニーが米国の特許商標局に出願していることがわかった。 出願されたのは「WEARABLE COMPUTING DEVICE」。ソニーのエンジニアが発明者、ソニーが出願者として特許商標局HPに告知されている。このデバイスは、ユーザーの頭に装着されたウィッグに取り付けられ、別のコンピューティングデバイス(スマートフォンなど)と通信するとしている。 このデバイスのメリットとしては、装着や利用を人に知られずに行えることを挙げている。また、頭部は反射的に守ろうとするので、衝撃などから守られやすいことも触れられている。 想定されるユーザーとしては、日常的にカツラを着用している人のほか、俳優やモデル、そしてコスプレイヤーといった人たちを列挙。普段カツラを使わない人にも訴求するとしている。 メガネ型、腕時計型とさまざまなスマートデバイスが実際に製品化されつつあるが、この“カツラ型”はとてもユニーク。まだ特許出願なので、実際のプロトタイプ化、製品化まではまだまだ時間がかかるだろうが、ぜひ拝見したい製品だ。